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ベルギーとパリの旅 その19LAST (夜のチュイルリー公園「移動遊園地」)2007 [ベルギー・パリ]

7/15 旅行5日目No6(パリ3日目)

今回の旅行もいよいよ大詰めに差し掛かります。
最後に、ライトアップされた「夜のチュイルリー公園「移動遊園地」に。
レトロでほのぼのとした素敵な空間です。

公園へ移動中の、パリの夕暮れ、写真的に言うと「マジックアワー」のパリの街角です。

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チュイルリーへ、到着
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ヨーロッパの夏の風物詩ともなっている「移動遊園地」は、日本では、見れない光景です。
もちろん、日中も営業していますが、夜には各アトラクションがライトアップされてとても綺麗です。
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何といっても、観覧車がやはりメインです。
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大人気です。
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観覧車に乗りこみます
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上を見上げると
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観覧車の上からの遊園地です
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同じく、観覧車から見たルーブル宮
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エッフェル塔もみえます
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観覧車からのパリの夜景
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凱旋門もみえます
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手ぶれしてますが、モンマルトルの丘です
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下をのぞくと、カフェが
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移動遊園地のそのほかのアトラクション
ゴーカートです。子供たちに大人気です
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回転ブランコです
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描かれている絵が素敵です
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ゴリラも楽しんでいます
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回転木馬、メリーゴーランドです。
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チュイルリーの移動遊園地は、真っ白な観覧車を代表に、決して最新式絶叫マシンがあるわけではないですが、少しレトロでほのぼのとした気分を味わえます。回転木馬(文字通り木馬です)も歴史があるもので、描かれている絵や馬の表情もそれぞれ異なっていてとても綺麗です。
観覧車からのパリの夜景も、素敵なものです。ライトアップされたモンマルトルやエッフェル塔、ルーブル宮を眺めることができます。
夏のパリの夜は遅い時間になりますが、子供たちも元気に遊んでいます。


最後に、隣のルーブル美術館のライトアップを眺めに行きました。

ルーブルの前からのエッフェル塔
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ルーブルの凱旋門
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夜のルーブル美術館です。ピラミッドが綺麗です
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今回、初めて訪れたベルギー、3回目のパリとも、素敵なところでした。
年間8千万人以上が訪れる世界一の観光国フランスは、さすがに横綱の貫禄があります。
ベルギーも中世の面影を堪能できる素敵なところでした。
ベルギーを訪れる観光客は、年間700万人ほど、日本と大体同じくらいの規模です。
世界の中での順位は、30位前後ですが、もっと人が訪れてもいいような場所だと感じました。
パリから、特急で1.5時間くらいのところなので、パリを訪れる機会がある方は、是非、ブリュッセルの「グラン・プラス」も訪ねてみてください。日帰りでも、充分に楽しめるところです。魚介やビールなど美味しい食事にもありつけます。ベルギーワッフルも日本のモノより美味ですし。
ヨーロッパの列車の旅も、今回で、3度目になりますが、それぞれの街の駅のたたずまいなどの違いが楽しめます。列車旅行もお勧めです。

ちなみに、世界の観光立国ベスト5の紹介です。(数字は2006年のものです)
 1位:フランス  7910万人(ダントツです。パリだけでも1000万人近くが訪れているようです)
 2位:スペイン  5850万人(次は、スペインもいいなぁ。カンプ・ノウでメッシ見たい! ガウディもね)
 3位:アメリカ  5110万人
 4位:中国    4960万人(香港、マカオを加えると7610万人。世界一も近いと言われています)
 5位:イタリア  4110万人(正直、イタリアは、もっと多いイメージがありました)

30位:日本 730万人(2007年は、835万人。2010年までに1千万人が目標のようです。ちなみ日本からの観光客-出国者-は、1753万人だそうです。日本人の訪問先は、アメリカ、中国、韓国、香港、タイの順です)
 

最後に、
今年は、ウィーンの再訪とベルンのクレー・センター訪問を今のところ企てていますが、ウィーン→ベルンが、列車で10時間もかかるそうなので、思案のしどころです。オーストリアとスイスってもっと近いのかと思っていました。悩みどころです。それも、また、楽しですが・・・ブログで昔の旅を振り返ると、昨日のことのように懐かしく思い出されて楽しいものですね。次の旅行の計画と昔の旅の思い出整理、ともに楽しいです。次は、以前訪れたロンドンかイタリアを振り返ってみようかと思います。山行の振り返りも楽しいかもしれないですね。ブログをご覧になっていただいた皆様、ありがとうございました。



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ベルギーとパリの旅 その18 (ポンピドー 近代美術館)2007 [ベルギー・パリ]

7/15 旅行5日目No5(パリ3日目)

ポンピドーに戻ってきて、近代美術館に向かいました。
ポンピドーの正式称は「ジョルジュ・ポンピドゥ国立美術センター」です。
レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースの設計で、1977年に開館。ポンピドーは、現代美術の擁護者でもあったフランス大統領です。
美術センターということで、「近代美術館」「ブランクーシ美術館」「公共図書館」「音響音楽研究所」「産業創造センター」などで構成されています。

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入り口のサインです。デザインされていますね。
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2009年にパリ北東部のメスという都市に分館ができるようです。そちらの建物の設計には日本人建築家「坂茂」さんも参加しているようです。

美術館に入ると、すぐに大好きな色「クライン・ブルー」が出迎えてくれます。
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近代美術館ですが、広いです。もちろん作品も充実しています。回遊しやすい美術館だと感じました。
作品群も含めてここも、やばい!、いい美術館だなぁと思います。NYのMOMAと比べても遜色ないレベルです。残念ながら日本には、伍する美術館はないように思います。
(西洋の作品は無理としても、日本の国宝クラスを一同に会する美術館でもできれば、世界でもすごいレベルの存在になると思うのですが・・・、若沖や琳派、浮世絵だとかは、世界的にも極めてレベルの高い作品群だと思います)

赤いサイが、とても素敵でした。またがってみたくなります。
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ここの美術館で、お気に入りの作品たちです。
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美術館から、外を眺めたところ。テラスにも現代美術があります。
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難しいというか、甲乙つけがたいですが、今回訪れた美術館の個人的ランキングを考えてみました。
  1.オルセー  →好きな作品がやはり一番多いです  
  2..ポンピドー(近代+ブランクーシ) →ブランクーシ新美術館が出来れば、1位になるでしょう
  3.オランジュリー →モネの間だけで、堂々3位です。
  4.ロダン →オランジュリーと僅差で4位! 庭園のカフェ(今回は利用してない)がよければ、逆転!
  5.ルーブル →極めて高いレベルですが・・・

ランクつけに意味はないですが、時間がない時に、廻る順番かなという感じです。
ちなみに、今までのベスト1は、ウィーンの「セセッション」です。(万人にお勧めできるとこではないですが・・・)そして、今一番行きたい美術館は、ベルンの「パウル・クレー・センター」です。


近代美術館にも、ブランクーシが展示されています。

「ユージン・メーヤー夫人の肖像」です。
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「にわとり」です
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そして、「眠れるミューズ」です。先日、佐倉の川村記念美術館で出会ったのは「眠れるミューズⅡ」です。
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ミュージアムshopのフロアです。art関連だけでなく、音楽CD、映像softなど充実しています。
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公式ホームページのデザインも秀逸です。
http://www.centrepompidou.fr/Pompidou/Accueil.nsf/Document/HomePage?OpenDocument&L=2

上から、ポンピドー前の広場を。思い思いにくつろいでいます。
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大道芸に人だかりが。手前には、マイペースで絵を描いている人も。
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夕日に映えた、文化デンターです。良かったです。また、来ます!
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そんなこんなで、充実したパリの美術館めぐりも終了です。
晩御飯を食べて、チュイルリー公園の「移動遊園地」へ。(つづく)
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ベルギーとパリの旅 その17 (ポンピドー ブランクーシ美術館)2007 [ベルギー・パリ]

7/15 旅行5日目No4(パリ3日目) 

散歩しながら、ブランクーシ美術館を目指しました。

散歩の途中のパリの街並です。
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ずらっと並んでいる自転車はレンタサイクルのようです。パリの街中を自転車で徘徊するのもいいかもしれませんね。
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いよいよ、ブランクーシ美術館を訪れます。今回の旅の目的でもあった場所です。
ブランクーシ美術館は、1997年にポンピドー文化センターの前にレンゾ・ピアノの設計され、ブランクーシのアトリエを再現することを目的として建設されたものです。

ポンピドー文化センターに到着
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ブランクーシ美術館「アトリエ・ブランクーシ」です。
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ブランクーシのアトリエは、天井、壁、床がいずれも白く、その中で白いスモックを着てブランクーシは制作していたそうです。飼ってた二匹の犬も白い犬だったそうです。
そこのアトリエを訪れた人は、白一色の世界に圧倒されたのだそうです。マン・レイやデュシャンやピカソなど錚々たるメンバーが。画家のモジリアニや彫刻家イサム・ノグチが弟子入りし、岡本太郎が大変影響を受けた人物でもあります。

「人は自らがつくろうとするものをつくることはできない、物質がつくることを許すものをつくることができるのだ。」と語っているように、なるべく手をいれない、素材の良さを活かす作品群ですが、ブランクーシにしか出せない独特のフォルムにすっかりやられています。そのやわらかさと優美さ、そして作品から発せられるパワーにいつも圧倒されます。ずっと眺めていても飽きないフォルムです。
今回の旅では、ベルギーでも、見ることができて幸せでした。
関東では、川村記念美術館で「眠れるミューズ II」が常設されているようです。

ブランクーシのアトリエが再現されています。道具だらけですね。
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数々の作品が所狭しと並んでいます。
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作品の数々をご覧ください
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ブランクーシの作品は、先日、パリで開催された故イブ・サンローラン氏の遺品の競売でも、ブランクーシの彫刻「マダムL・R」(1914-17年)が2920万ユーロ(約35億円)で落札されたようです。彫刻の中では、最も高価な値がつく作家のひとりのようです。



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ブランクーシの写真です。ずいぶんな頑固おやじ(いい意味で)だったようです。
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「ブランクーシのフォトグラフ」という写真集があるらしく、ブランクーシ自らが作品の写真を撮った(写真もマン・レイの手ほどきを受けているのでプロ並みなのでしょう)もののようです。彼自身が自分の作品にどういった思いを抱いているのか、写真を通してかいまみることができそうです。
アマゾンでも購入できないようですが、是非見たいです。


また、ブランクーシ美術館は、新美術館の構想もあるようです。

詳しくはこちらを→
http://www.designboom.com/weblog/cat/9/view/3051/span-to-design-new-brancusi-museum-in-paris.html

確かに、作品数の割には狭いスペースしか与えられていません。ひとつひとつの作品をじっくり眺められるようになれば、もっと素敵になると思います。

今のレンゾの建物もやわらかい自然光が入ってくる素敵な建物です。
よかったです、ブランクーシ美術館
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ポンピドー前の広場です。市民の憩いの場です。
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ポンピドーの「近代美術館」に行く前に、カフェで休憩しがてら、周辺を散策しました。
発見した街中アートです。
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ヴォージュ広場です。ポンピドーからヴォージュ広場までの通りは、セレクトショップが立ち並ぶ先端のショッピングエリアでした。若い女性たちが買い物にいそしんでいました。
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次は、ポンピドーに戻って「近代美術館」です。(つづく)
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ベルギーとパリの旅 その16 (凱旋門、ノートルダム寺院、コンシェルジュリー)2007 [ベルギー・パリ]

7/15 旅行5日目No3(パリ3日目) 

エッフェル塔から、地下鉄+お散歩で凱旋門へ。
エトワール凱旋門です。凱旋門はもともと戦勝記念碑なので、パリには、他にもカルーゼル門、サン・ドニ門、サン・マルタン門などの凱旋門があります。
日本では、パリの凱旋門と言えば、シャンゼリゼ通りの「エトワール凱旋門」ですね。
他にパリ郊外のラ・デファンスに新凱旋門がありますが、これは、戦勝を記して建てられたわけではないので、正式名称は「友愛の大アーチ」だそうです。日本語訳は正確に言うと間違っていることになりますね。(凱旋門ではない)
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エトワール凱旋門は、「アウステルリッツの戦い」の勝利を記念して、ナポレオンの命で建設が始まったものですが、1836年の完成時には、ナポレオンはこの世の人ではありませんでした。ナポレオンがこの門をくぐったのは、1840年にパリに改葬された時になります。その時のパリも英雄の帰還に民衆が溢れかえったとのことです。
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ちなみに今回宿泊したホテルの側(レピュブリック)にあった
サン・ドニ門(1672年)です
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サン・マルタン門(1674年)です
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エトワール凱旋門近くのパリの街並みで、チンクエチェントを発見。パリの街にも溶け込んでいます。
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チンクとポルシェ
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また、こんなガソリンスタンドもありました。日本では、まず見かけない形態です。
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次にノートルダム寺院、コンシェルジュリーに向かいました。

まずは、ノートルダムのそばのセーヌ川です。
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セーヌ川の遊覧船からのパリの眺めも素敵ですね
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同じく近くのパリ市庁舎です。
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ノートルダムは、「私たちの貴婦人」という意味で、聖母マリア様を指します。世界各地のノートルダムを冠した大聖堂や寺院は、マリア様に捧げたものです。イタリアでは、「サンタ・マリア・○○」にあたりますね。
ナポレオンの戴冠式もここノートルダム寺院(大聖堂)で行われたました。
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ノートルダムはさすがにパリで一番の観光地ということもあり、入場には、長蛇の列ができていました。中は、以前見たことがあったので今回はパスして、側にあるコンシェルジュリーへ行きました。

コンシェルジュリーは、かつての最高裁判所だった美しいゴシック様式の建物です。フランス革命時には、牢獄として使用され、4000人を超える囚人が収容され、その約7割が断頭台へ送られたそうです。ロベス・ピエールやマリー・アントワネットもここで生涯を閉じました。マリー・アントワネットの独房や実際使用していた身の回り品などが公開されています。中は、おごそかで神秘的で心静まる空間でした。
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ロベス・ピエールです。
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牢獄ということで、恐ろしげな柵が
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中にある礼拝堂です
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そして、マリー・アントワネットの独房です。
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建築は本当に美しく、神秘的な空間です。
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次は、今回の旅の個人的なメインのひとつポンピドーのブランクーシ館です。(つづく)







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ベルギーとパリの旅 その15 (エッフェル塔)2007 [ベルギー・パリ]

7/15 5日目No2 

次に、同じく左岸のエッフェル塔に。
エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して開催された1889年の万国博覧会のために建設されたものです。建設当時は、街の美観を損ねる!と不評だったようですが、今では、世界中から愛されています。(このあたりは、ポンピドーセンターとかも同じですね,)。

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建設時のコンペの講評では「1889年の万国博覧階用に建てられる塔は決定的な特徴をもち、金属産業の独創的傑作として出硯しなければならない。この目的に十分かなうのはエッフェル塔のみと思われる」だったそうです。ちなみにエッフェルは人の名前ですね。
高さは、現在324m。東京タワー(333m)より、若干背が低いです。(東京タワーの方が建築が新しいので、明らかにエッフェル塔より高い塔を! 世界一の塔を!目指したのでしょうね。→エッフェル塔は、1958年に東京タワーが建設されるまでの70年近く、世界一の高さの塔だったようです) 
新東京タワー、「東京スカイツリー」(2011年竣工予定)は、610mということで、世界一の高さの自立塔を目指しているそうです。(世界一の高さの建造物は、2009年竣工予定の「ブルジュ・ドバイ」で、高さはなんと818mの超高層ビルです。

ちなみに、今の世界一の高さの塔は、アメリカの「KVLY-TV塔」(628m)-細長い支線式の塔、展望台などはない-、自立式の塔としては、カナダの「CNタワー」(553m)→2007年に建設中の「ブルジュ・ドバイ」に抜かれるまでは、世界一の高さの自立式建造物だったようです。
昨年、訪問したニューヨークのエンパイアビルが449m。1931年の建築なので、やはりすごい。
それにしても、ドバイ、恐るべしです・・・。
それでも、2012年には、1001mの超高層ビルがクウェートで完成予定。計画では、1600mのビルの構想まであるようです。

数あるパリの観光地の人気では、エッフェル塔は、ノートルダム寺院、モンマルトルのサクレクール寺院に次いで3位に位置づけられているそうです。一方で、イギリスの保険会社が2007年に発表した「世界のがっかり観光地」では、堂々の1位だそうです。イギリス人には、行列と値段が不評のようです。
確かに、展望台へはすごい行列で、今回も、登ることは断念しました。

展望台の列の人々。
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エッフェル塔の前は、広大な公園で、エッフェル塔を眺めながら、多くの人々が芝生の上で、くつろいでいます。
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展望台に登らない人々もカウントすると、パリで一番の観光地かもしれませんね。

塔を眺めるだけでも充分に楽しめるし、写真の対象として絵になるので、つい、多くの写真を撮ってしまいます。
ということで、エッフェル塔17景色です。
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最後にセーヌ川とエッフェル塔。
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この後、地下鉄で凱旋門へ向かいました(つづく)


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2007年、ベルギーとパリの旅 その14 (パリ「奇跡のメダル」の教会) [ベルギー・パリ]

7/15 5日目No1 パリ終日観光(パリの3日目-実質最終日)
(10:00サンヴァンサン・ド・ポール愛徳修道女会礼拝堂教会→ 11:00エッフェル塔→ 13:00凱旋門→ 13:40ノートルダム寺院→ 14:20コンシェルジュリー→ 15:30ポンピドー「ブランクーシ館」→ 16:20フラン・ブルジョア通り→ 18:00ポンピドー国立近代美術館→ 22:30チュイルリー公園「移動遊園地」→ 23:45夜のルーブル美術館)

今回の旅行5日目の朝を迎えました。明日、帰国予定なので、実質最終日になります。
本日のメインイベントは、個人的にはブランクーシですが、他にも見たいところがたくさんあり、盛りだくさんの一日になりました。

朝一で、「奇跡のメダル」で秘かにブームになっている「サンヴァンサン・ド・ポール愛徳修道女会礼拝堂教会」に行きました。教会は、パリ左岸の世界最古のデパート「ボンマルシェ」の裏にあります。

最古のデパート「ボン・マルシェ」。食品売り場が有名です。
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(ボンマルシェは、1852年に創業。産業革命を機に、商品が大量に流通するようになり、従来の専門店から、1店舗でそれら商品をを一括に扱うという概念のもとに生まれ、大きな建築物に様々な種類の商品を陳列し、営業を開始したとされる。日本のデパートの苦境の現状を見ていると、今は商品が拡がりすぎて、1店舗に収容しきれなり、結果、中途半端な店舗となり、存在意義そのものが危うくなっているような気がします。従来の商品構成の考え方を変更すれば、魅力的な店舗はまだまだ創れるように個人的には、思いますが・・・)


で、「奇跡のメダル」ですが、1830年にマリア様が二度現れ、自分の姿をモデルにメダルを制作するようにというお告げがあったそうです。メダルを制作してみたところ、多くの「恵み」が与えられ、「奇跡のメダル」と言われるようになったようです。手ごろな値段で、メダルそのものは、購入できますので、おみやげには最適です。でも、そもそも信心がないと意味がないことのような気もしますね。
教会そのものは、大きいわけでも、目立つわけでもないのですが、チャペルは、おごそかで中々、いい雰囲気でした。

教会の入り口です。正直、地味です。
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壁には、紹介のレリーフ
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教会の中は、ちょっと素敵。
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礼拝の人々でいっぱいでした。
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壁には、奇跡のメダルの紹介が。メダルは売店で購入できます。
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恵みの感謝のしるしです。
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地下鉄に乗って、エッフェル塔を目指しました。
地下鉄が、レトロで素敵でした。
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エッフェル塔へつづく!
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2007年、ベルギーとパリの旅 その13 (アンヴァリッド)  [ベルギー・パリ]

7/14 4日目No.4 パリ終日観光(パリの2日目)

ロダン美術館から、程近いアンヴァリットです。ナポレオンのお墓参りです。

もともとは、ルイ14世が負傷廃兵の療養施設として建設したアンヴァリッド(廃兵院)です。
ナポレオンの棺は、豪華絢爛なドーム教会の地下にあります。
他に、今回は行けませんでしたが、軍事博物館や立体地図博物館があります。
軍事博物館には、中世の騎士が使った剣や盾や鎧などをはじめとした古今東西の武具が展示されているそうです。
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ナポレオン、ここに眠る(棺は6重だそうです)
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教会天井のドーム、豪華です。
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教会内部です。
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ナポレオンの他にも、親類や将軍の棺が安置されています。
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教会の前の広場です。
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今度は、博物館も見ようと思います。
教会の外観です。
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訪れた7/14は、革命記念日(パリ祭)で、軍事パレード?に出くわしました。(結構なスピードでしたので、移動中だったのでしょう) 街中で戦車を見たのは初めてかもしれません。
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また、その日の夜に花火大会が開催されるらしく、救急隊員が事前の打ち合わせをしてました。
日本と同じく、場所取りの人々が、周辺で溢れていました。
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明日は、実質、最終日になります。いよいよブランクーシです。(つづく)


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2007年、ベルギーとパリの旅 その12 (ロダン美術館)  [ベルギー・パリ]

7/14 4日目No.3 パリ終日観光(パリの2日目)

ロダン美術館へ行く途中のカフェでランチを摂りました。パリは、いたるところにカフェやレストランがあって、いつでも休めたり、おいしいものを食べたりできて、幸せな街です。
さて、本日のメイン、ロダン美術館です。ここは、初めての訪問になります。映画「カミーユ・クローデル」にも出てきた所ですね。

ロダン美術館は、ロダンが晩年、アトリエとして使い、生活した「ビロン邸」です。
ロダンが亡くなる前にコレクションを国に寄付するので、美術館として残して欲しいとの提案が、死後実現したものです。
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部屋中というか、家中にロダンの作品が溢れています。居住していた場所ということもあって、部屋に自然光が差し込みます。自然光の中で大理石が妖しい輝きを放っていて、見ほれてしまいました。光にかざした大理石はなんと美しいことか。
当日は、ロダンも影響を受けたと言われる「浮世絵展」(北斎だったかなぁ・・)が特別展示されていました。(撮影禁止でしたが・・)

では、作品のいくつかを!
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邸宅の庭も素敵でした。
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庭にも、作品が点在しています。
いたるところで、考えていますね。
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予想以上に良かったです。また、行きたいところです。
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次は、ロダン美術館から、程近いアンヴァリットです。ナポレオンのお墓参りです。
こちらも、今回、初めての訪問になります。(つづく)



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2007年、ベルギーとパリの旅 その11 (オルセー美術館)  [ベルギー・パリ]

7/14 4日目No.2 パリ終日観光(パリの2日目)

次に、またまた定番のオルセー美術館です。ここも3回目になります。印象派の作品が多い美術館なので、パリの多くの美術館の中でも、一番好きなところです。
オルセー美術館は、オルセー駅舎を利用した美術館なので、建物も素敵です。
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屋上からの眺めも好きです。

屋上から、モンマルトルの丘を望む
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たくさんのアーティストの絵画や彫刻が所蔵されているのは、言うまでもないことですが、何度見ても飽きないところです。

ゴッホ!
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そして、大好きなドガの絵画や彫刻。ドガの描くバレリーナは美しい!
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そして、吹き抜けの1Fには、多くの彫刻が。
最近、大理石好いているので、ロダンをはじめとした彫刻群も興味深く鑑賞しました。
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オルセー美術館も日本語版こそないものの、オフィシャルHPが充実しているので、他の所蔵作品は、こちらをご参照ください。
http://www.musee-orsay.fr/fr/collections/oeuvres-commentees/accueil.html

そして、次は、楽しみにしていた「ロダン美術館」です。
はじめての訪問になります。大理石は本当に美しいです。(つづく)

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2007年、ベルギーとパリの旅(ルーブルと美術館の写真撮影について・・・の考察) その10 [ベルギー・パリ]

7/14 4日目No.1 パリ終日観光(パリの2日目)
(10:10ルーブル美術館→ 13:45オルセー美術館→ 16:15ロダン美術館→ 17:40アンヴァリッド)

パリ2日目は、定番のルーブルから。今日の個人的なメインは、「ロダン美術館」です。
狙ったわけではないのですが、当日7/14は、革命記念日にあたり、「パリ祭」が開催されていました。
パレードが行われたり、夜には花火大会などもあるようです。
人も多いことが予想されますし、定番のルーブル、オルセーは午前中にサクッと行くことに。
(パリ祭の関係で、ルーブルが無料だった気がします。ミュージアムパスを持っていたので関係なかったので、定かではないのですが・・・)
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毎回立ち寄っているルーブル美術館です。今回で3回目の訪問になります。今日も晴天です。暑いです。
毎回ながら、やはり広い! 今回は、「ナポレオン3世の居室」が特に印象に残りました。超豪華です。ミロのヴィーナスをいろんな角度から写真に撮れたのも楽しかったです。

ナポレオンの間です。贅を尽くしてますね!
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ティアラ!
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ミロのヴィーナスです。どの角度が美しいでしょう?
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サモトラケのニケです。
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ここで、ひとつ問題提議です。「美術館や博物館での写真撮影に関して」
疑問:「美術館や博物館の写真撮影に関しては、日本と西洋の差をいつも感じます。日本では、基本的にNGで、西洋はOKなのは何故?」

NGの理由として考えられるのは、こんなところでしょうか。
1.著作権の関係
2.フラッシュ撮影などによる作品へのダメージの影響
3.他の鑑賞者の邪魔になる
4.絵葉書や作品集などの売れ行きが悪くなる

フラッシュ撮影は、海外でも基本的にNGですね。(ということで、2以外の理由についてに限定しましょう)

1.著作権に関して
現在160ケ国以上が締結している「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」(ベルヌ条約)
では、「著作者の死亡から著作権の消滅までの期間を最低でも50年としなければならない」
ただし、「加盟国は、より長期間の保護期間を認めることができる」(ベルヌ条約7条(6))
ということで、基本は50年のようです。50年以上ということから、アメリカでは、70年。日本は50年です。

ただし、
ピカソ1973年没→(死後50年経過していないが、ポンピドーやMOMAなど撮影OKだった)
浮世絵→(死後50年は経過しているが、今回、ロダン美術館の特別展示でNGだった)

50年経過していなくても、著作権者の許諾が取れていれば、もちろんOKでしょう。
→海外では、許諾をとっているが、日本では取っていないのか?

例えば、撮影OKの日本の「東京国立博物館 平常展」でも、「所有者の許可がないものは、撮影不可」との表示がありました。50年以上確実に経過しているものでも、その対象になっていました。
→著作権だけでなく、現在所有者の許諾も必要のようです。

著作権からみは、複雑なので??のことも多いですが、少なくとも国による条件の違いはないようですね。

3.の他の鑑賞者の邪魔に関しては、多少、日本との差はあるかもしれません。
日本の美術館に比べ、欧米は宮殿の跡地など、空間そのものが広いからです。

→でも、今回のロダン美術館のように、邸宅の跡地の場合、決して広いわけではなかったけど、撮影OKでした。これも明確な理由にはならないかもしれないですね。

4の売れ行きが悪くなるとかは、誰もが考えそうなことですね。ただ、撮影は、照明などの影響もあって、作品鑑賞に堪えうる写真は撮れないと思います。買う買わないは、撮影できるできないにかかわらずと個人的には思います。逆に、人に紹介することで、美術展や美術館の宣伝になると思います。今回ブログの載せることで、僕もまた行きたいなという感情が沸々とわいてきていますし、何人かに、あそこに行ってみたいとも言われましたしね。

ふと思ったのですが、海外、例えば撮影が基本的にOKのメトロポリタン美術館でも、特別展は撮影不可でした。日本の場合も、国立博物館や西洋美術館などは、常設展示では、(確か)基本的にOKです。日本の美術館に行くことって、企画展が多いから、「海外はOKで日本は不可!」といった感が強くなるのかもしれません。(日本の場合、撮影がOKの場所でも、白い目で見られることがあります。習慣とは怖いものです)

ただし、ルーブルやメトロポリタンや大英博物館などで、模写をされている方を結構見かけます。日本では、OKのところは、記憶にないです。そんな場面に出くわすと、文化的な懐の深さの違いといったものを感じます。今度、美術館に行った時に聞いてみようと思います。

で、今日の結論!「撮影に関しては、OKなのは、常設展示だけなのではないか。日本は常設展示が海外の巨大美術館に比べ貧弱なため、撮影NGの印象が強いのではないか」  皆さん、どう思われますか?)


旅行から話題がそれてしまいましたね・・・。
ルーブル美術館は、公式サイトが充実していて、世界中から作品を眺められますね。(日本語版もありますし・・)そんな訳で他の作品はこちらで確認してみてください。
http://www.louvre.fr/llv/commun/home.jsp?bmLocale=ja_JP
  
やはり、余裕を感じます。

最後の写真は、ルーブルの前のバス停です。日本と違い、デザインされてますね。
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次は、またまた定番のオルセーです。ここも撮影はOKです。(つづく)

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