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東京芸術大学美術館「明治の彫塑 ラグーザと碌山」展 [art]

油断をしていたら、会期が12/5までと迫ってきていました・・。
日曜日に、東京都芸術大学美術館で開催中の「明治の彫塑 ラグーザと碌山」展に。
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2010/ragusa/ragusa_ja.htm
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「ラグーザ」は、明治9年に開校した「工部美術学校」に招かれ、日本に初めて西洋彫刻を伝えた人。
一方、「萩原碌山」は、ラグーザの来日から30年を隔てた明治後期に、パリでロダンに師事し、彫刻を始めた日本の近代彫刻に新しい風をもたらした人。
本展覧会は、「ラグーザ」と「萩原碌山」に焦点をあてた二部構成でした石膏原型と鋳造されたブロンズ像が共に展示されていたり、ブロンズ鋳造の製作過程がくわしく紹介されたりしていて、彫刻という技法の問題点、美術教育の在り方にも触れた展覧会でした。

碌山の遺作となった「女」作品が石膏原型と共に、いくつかの時代に鋳造されたブロンズ像が数体比較展示されていて、鋳造技術の違いによって、微妙に作品に差があったりするところは、大変興味深いものでした。
また、新たに原型から3Dデータを取得し、3D造形物を再制作し、ブロンズ鋳造された作品が1Fに展示されており、そちらの作品は、自由に触れることや撮影することができました。触る観賞も彫刻のもうひとつの楽しみ方だと感じました。
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上野公園も紅葉で彩られています。
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西郷さんも銀杏を鑑賞?
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これからの木も
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桜並木もほんのり色づいています。
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芸大のレンガの壁も秋には気配が変わります。
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噴水広場では、「大陶器市」が開催中!
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夜の動物園
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遊園地は寒い中、多くの子供たちで賑わっていました。子供は風の子ですね。
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公園内に「浮世絵灯篭」が灯っていました。
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碌山も師事したロダン・・・
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西洋美術館でも、デューラー展
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上野の似顔絵屋さん、ヨーロッパのそれと比べると地味に感じるのは何故でしょう?
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石も枯れ葉のじゅうたんの上です。
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フォンタネージ,ラグーザと明治前期の美術 (1977年)

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  • 出版社/メーカー: 東京国立近代美術館
  • 発売日: 1977
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