東京モーターショー訪問 2009.10 [旅行]
二年に一度開催される東京モーターショー(幕張メッセ)に行ってきました。今回は1954年の初開催から数えて41回目となる。
ニュースなどで、出展メーカーが激減している、外国者は3社のみといった報道がされていましたが、日本最高のイベントがどうなっているのか見てきました。前回、前々回は、見ていないので、久しぶりの訪問です。
はたして、イベントの激変ぶりは、寂しさをおぼえるほどでした。
前回2007年の出展者241社に対し、今回は、122社と半減。展示面積も前回の半分となっている。
来場者数も前回の142万人に対し、11/2までで51万人。目標の100万人を大幅に下回る60万人程度になる見込みのようだ。
確かにイベントとしても魅力に乏しく、入場料1300円の価値はない。今回は今まで以上に参加型を打ち出し、試乗会なども初めて実施されているようだが、現地でもその案内はわかりにくく、展示面積が半分になったにもかかわらず、スカスカの展示といった感が否めない。エコの推進を国をあげて推進していくのなら、無料にでもして、もっと展示も工夫すべきなように感じた。
出展している会社もブースの運営費の削減などあるのだろうが、あからさまにそれが見えないイベント運用をしていかないと、次回以降の開催自体が危ういという感じがする。ワクワク感がまったく感じられない、さびしいイベントに成り下がってしまっているのは、本当にさびしい限りです。
それぞれの時代に、石炭や造船、鉄骨など基幹産業が盛衰をくりかえしてきましたが、ここ数年は「自動車産業」が日本を担ってきたのは間違いのない事実。昨年来の不況以来の自動車メーカーの凋落ぶりは、単に不況だけが原因ではないように思います。
若者の自動車離れが進行しているようですが、日本には、欲しいという車自体がとても少なくなってきています。
エコは確かに重要ですが、楽しさを併せて創造していかないと未来は暗い。
そのエコに関しても、中国メーカーに先を越されている感があります。(ボルボも中国にという報道もありましたね)
会社の枠を超えて、日本の技術力を総動員して新しい価値を創造していかないと、自動車業界だけでなく日本の未来も拓けない気がします。
先日、今年のF1の最終戦が行われましたが、あのホンダのひどい撤退の中でブラウンGPがドライバーズ、コンストラクターズの両タイトルを獲得と日本のメーカーの凋落を象徴するような結果でした。アブダビのすごいホテルや施設をみると、取り残されている感が強くなります。企業は効率ばかりを追求する表面的なマーケティング活動を見直し、文化を創造していく活動をもう一度見直さないと、将来はないのではと改めて感じました。
あの今までの築き上げてきた魂を売り渡してしまったようなホンダの判断は、決して犯してはいけないことだと思います。
日本の各メーカーには、魅力的な車をぜひ、創造してもらいたいものです。何が魅力なのかをもう一度見つめなおして欲しいと思います。
それでも、車好きなので、それなりに楽しかったですよ。
では、モーターショーの車たちを。
ブース図です。こんなに小さなイベントになってしまいました。
カーオブザイヤーも30回。会場では、「30周年記念展」が開催されていました。
マツダのコンパクトコンセプトカー「清(きよら)」
スバルのコンセプトカー ハイブリッド・ツアラー・コンセプト。斬新なドアです!
トヨタF1(今年も優勝できなかったですね)
トヨタ レクサスLFA
日産 ランドグライダー。これは、運転してみたい車です。縦乗り2シーターです。
数少ない海外メーカー ロータス! 優美です。(運転楽しそうです!)
思いがけず アルファのMiToに出会えました。 写真より実物のほうがいい感じです。
これで、もう少し安ければいいのですが・・・。 キュートです。
エンブレムは、やっぱ、かっこいいです。
ホンダは、2輪&4輪で展示。
来年発売のCR-Zコンセプト。CR-Xを懐かしく想い出します。
スーパーカブの電動版。かわいいですね。
昔のコンセプトカー マツダRX-500です。1970年デザインです。
ディズニーのバスや
マッハGo Go Goも
世界のナンバープレートの展示は楽しかったです。それにしても日本のプレートデザイン、何とかならないのでしょうか。世界の中で比べるとデザインセンスの無さが際立っています。
カナダのプレートは、秀逸! 日本も富士山プレートとか作ればいいのに!(電車のプレートはいい感じなのにね)
幕張の街並みは、少し未来的に見えました
モーターショーは、明日、4日まで開催しています。今の車社会をじかに確認してみてください。
エコの勉強にもなります。
ニュースなどで、出展メーカーが激減している、外国者は3社のみといった報道がされていましたが、日本最高のイベントがどうなっているのか見てきました。前回、前々回は、見ていないので、久しぶりの訪問です。
はたして、イベントの激変ぶりは、寂しさをおぼえるほどでした。
前回2007年の出展者241社に対し、今回は、122社と半減。展示面積も前回の半分となっている。
来場者数も前回の142万人に対し、11/2までで51万人。目標の100万人を大幅に下回る60万人程度になる見込みのようだ。
確かにイベントとしても魅力に乏しく、入場料1300円の価値はない。今回は今まで以上に参加型を打ち出し、試乗会なども初めて実施されているようだが、現地でもその案内はわかりにくく、展示面積が半分になったにもかかわらず、スカスカの展示といった感が否めない。エコの推進を国をあげて推進していくのなら、無料にでもして、もっと展示も工夫すべきなように感じた。
出展している会社もブースの運営費の削減などあるのだろうが、あからさまにそれが見えないイベント運用をしていかないと、次回以降の開催自体が危ういという感じがする。ワクワク感がまったく感じられない、さびしいイベントに成り下がってしまっているのは、本当にさびしい限りです。
それぞれの時代に、石炭や造船、鉄骨など基幹産業が盛衰をくりかえしてきましたが、ここ数年は「自動車産業」が日本を担ってきたのは間違いのない事実。昨年来の不況以来の自動車メーカーの凋落ぶりは、単に不況だけが原因ではないように思います。
若者の自動車離れが進行しているようですが、日本には、欲しいという車自体がとても少なくなってきています。
エコは確かに重要ですが、楽しさを併せて創造していかないと未来は暗い。
そのエコに関しても、中国メーカーに先を越されている感があります。(ボルボも中国にという報道もありましたね)
会社の枠を超えて、日本の技術力を総動員して新しい価値を創造していかないと、自動車業界だけでなく日本の未来も拓けない気がします。
先日、今年のF1の最終戦が行われましたが、あのホンダのひどい撤退の中でブラウンGPがドライバーズ、コンストラクターズの両タイトルを獲得と日本のメーカーの凋落を象徴するような結果でした。アブダビのすごいホテルや施設をみると、取り残されている感が強くなります。企業は効率ばかりを追求する表面的なマーケティング活動を見直し、文化を創造していく活動をもう一度見直さないと、将来はないのではと改めて感じました。
あの今までの築き上げてきた魂を売り渡してしまったようなホンダの判断は、決して犯してはいけないことだと思います。
日本の各メーカーには、魅力的な車をぜひ、創造してもらいたいものです。何が魅力なのかをもう一度見つめなおして欲しいと思います。
それでも、車好きなので、それなりに楽しかったですよ。
では、モーターショーの車たちを。
ブース図です。こんなに小さなイベントになってしまいました。
カーオブザイヤーも30回。会場では、「30周年記念展」が開催されていました。
マツダのコンパクトコンセプトカー「清(きよら)」
スバルのコンセプトカー ハイブリッド・ツアラー・コンセプト。斬新なドアです!
トヨタF1(今年も優勝できなかったですね)
トヨタ レクサスLFA
日産 ランドグライダー。これは、運転してみたい車です。縦乗り2シーターです。
数少ない海外メーカー ロータス! 優美です。(運転楽しそうです!)
思いがけず アルファのMiToに出会えました。 写真より実物のほうがいい感じです。
これで、もう少し安ければいいのですが・・・。 キュートです。
エンブレムは、やっぱ、かっこいいです。
ホンダは、2輪&4輪で展示。
来年発売のCR-Zコンセプト。CR-Xを懐かしく想い出します。
スーパーカブの電動版。かわいいですね。
昔のコンセプトカー マツダRX-500です。1970年デザインです。
ディズニーのバスや
マッハGo Go Goも
世界のナンバープレートの展示は楽しかったです。それにしても日本のプレートデザイン、何とかならないのでしょうか。世界の中で比べるとデザインセンスの無さが際立っています。
カナダのプレートは、秀逸! 日本も富士山プレートとか作ればいいのに!(電車のプレートはいい感じなのにね)
幕張の街並みは、少し未来的に見えました
モーターショーは、明日、4日まで開催しています。今の車社会をじかに確認してみてください。
エコの勉強にもなります。
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