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京都 紅葉紀行その8 [写真]

楽美術館

永観堂を後にして、平安神宮を抜けて東山駅に向かいました。
お寺でのんびりしすぎたこともあり、京都国立近代美術館は、パスすることにしました。今は、エモーショナル・ドローイング展」(12/21まで)を開催していて、とても見たかったのですが、今回は「楽美術館」に「黒楽茶碗」を見に行くというのが、旅の目的のひとつでもあったので、あきらめることにしました。

「楽美術館」は烏丸線の「今出川駅」が最寄り駅になります。以前、お世話になった「ブライトンホテル」の裏にあたります。小さい美術館なこともあり、少し迷ったりもして、到着が4時を少し廻りました。(入場は4時まで、会館は4時30分まで)
受付の方に、「東京から、ここのために来ました!!」とお伝えしたら、快く入れていただきました。「4時半もすぎてもいいですよ。ゆっくり見てください」と暖かい言葉をいただきました。美術館は初代「長次郎」から現在の15代「吉左衛門:まで順番に展示されていて、400年の歴史を積み重ねてきた作品群は、モノつくりの貴重さをしみじみと考えさせてくれます。そして、見入ってしまう魅力をもっていました。
今の社会は、便利になってきてはいますが、その陰で失われていっている「技術」や「文化」や「美」といったものも数多くあると思います。また、情報もモノも溢れてすぎていて「本物」というものが見えにくくなっている、「本物」が正当に評価されにくくなっている面もあると思います。マーケティングという領域の仕事をしながら、そういう流れを助長している自分もきっとあるでしょう。「残すべきもの」や「本物の価値」については、これからも、もっと深く考えてみたいと思います。そして、微力ながら何かアクションを起こせていければいいなと思います。
楽美術館の詳細は、こちらを → http://www.raku-yaki.or.jp/index-j.html

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明日(2008.12.4)の午後二時から三時五十分まで、NHKハイビジョンで ハイビジョン特集「樂茶碗 受け継がれた四百年~京都 十五代樂吉左衞門~」が再放送されるようです。ご興味があれば、是非、ご覧ください。
タグ:京都 焼き物
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