和田誠 書物と映画展と鯉の乱舞 [ａｒｔ]
ちょっと前になりますが、8月に世田谷文学館で開催中の「和田誠 書物と映画」展に。
http://www.setabun.or.jp/exhibition/wadamakoto/
終了が今月の25日と迫ってきたので、終わる前にご報告を。
イラストレーターであり、グラフィックデザイナーであり、映画監督でもある和田誠の書物と映画にかかわる創作を紹介する展覧会です。
書物に関する展示では、数多くの本の装丁を手がけている氏の創作の中でも、かかわりの深い「井上ひさし」、「丸谷才一」、「谷川俊太郎」、「村上春樹」の4名の作家との仕事がクローズアップされて紹介されています。
映画に関しては、自らメガホンをとった「麻雀放浪記」などの作品の創作にまつわる原稿、書き込み台本、絵コンテなどの資料の他、ビデオやＬＤジャケットなど、氏が手がけたイラストなどが紹介されています。
展示の最後に「和田誠」氏の書斎が再現されており、装丁を手がけた本などを一堂に観ることができます。
トリュフォーのビデオのデザインなども和田さんの作品で、これまで観た多くの映画や持っている書籍の中で、和田誠デザインに想像以上に多く接していること（お世話になっている？）を再発見した次第です。
そう言えば、和田誠デザインということで、かつて「ハイライト」を吸っていたりしたなとか、昔好きだった（今はない）BARのロゴマークも和田さんのデザインだったなとか、しみじみ思いだしたりもしました。
本や映画が好きな方には、すごく楽しめる展覧会ではないでしょうか。
常設展示もちょっと前からテーマを決めての展示に変わっているよう。訪問時は、「映画を支えるデザインの仕事」でした。奥に見える箱がムットーニのからくり箱。これもいつも楽しみです。
次回の企画は、萩原朔太郎。これもおもしろそうです。今月は、村上春樹に関しての講座が開かれているようです。
鑑賞している途中に外では、雷がゴロゴロと・・・。しばらくしてすごい夕立となりました。
館内のカフェで、しばし雨宿り・・・。毎回、企画展示に合わた特別メニューがあるカフェ。
今回は、こちらの菓子とコーヒーのセット。
カフェからも眺めることができる中庭の百日紅も見ごろです。
雷の影響か、いつもは静かに泳いでいる庭の鯉がいつになくせわしなく泳ぎまわっていました。
雨が小雨になったのを見計らって、駅まで急いで帰りました。駅までの道の百日紅の木々も満開です。
今回も、楽しい展覧会でした。図録を予約したらポスターいただけました。
こちら、和田誠さんのお薦めの本です。
http://www.setabun.or.jp/exhibition/wadamakoto/
終了が今月の25日と迫ってきたので、終わる前にご報告を。
イラストレーターであり、グラフィックデザイナーであり、映画監督でもある和田誠の書物と映画にかかわる創作を紹介する展覧会です。
書物に関する展示では、数多くの本の装丁を手がけている氏の創作の中でも、かかわりの深い「井上ひさし」、「丸谷才一」、「谷川俊太郎」、「村上春樹」の4名の作家との仕事がクローズアップされて紹介されています。
映画に関しては、自らメガホンをとった「麻雀放浪記」などの作品の創作にまつわる原稿、書き込み台本、絵コンテなどの資料の他、ビデオやＬＤジャケットなど、氏が手がけたイラストなどが紹介されています。
展示の最後に「和田誠」氏の書斎が再現されており、装丁を手がけた本などを一堂に観ることができます。
トリュフォーのビデオのデザインなども和田さんの作品で、これまで観た多くの映画や持っている書籍の中で、和田誠デザインに想像以上に多く接していること（お世話になっている？）を再発見した次第です。
そう言えば、和田誠デザインということで、かつて「ハイライト」を吸っていたりしたなとか、昔好きだった（今はない）BARのロゴマークも和田さんのデザインだったなとか、しみじみ思いだしたりもしました。
本や映画が好きな方には、すごく楽しめる展覧会ではないでしょうか。
常設展示もちょっと前からテーマを決めての展示に変わっているよう。訪問時は、「映画を支えるデザインの仕事」でした。奥に見える箱がムットーニのからくり箱。これもいつも楽しみです。
次回の企画は、萩原朔太郎。これもおもしろそうです。今月は、村上春樹に関しての講座が開かれているようです。
鑑賞している途中に外では、雷がゴロゴロと・・・。しばらくしてすごい夕立となりました。
館内のカフェで、しばし雨宿り・・・。毎回、企画展示に合わた特別メニューがあるカフェ。
今回は、こちらの菓子とコーヒーのセット。
カフェからも眺めることができる中庭の百日紅も見ごろです。
雷の影響か、いつもは静かに泳いでいる庭の鯉がいつになくせわしなく泳ぎまわっていました。
雨が小雨になったのを見計らって、駅まで急いで帰りました。駅までの道の百日紅の木々も満開です。
今回も、楽しい展覧会でした。図録を予約したらポスターいただけました。
こちら、和田誠さんのお薦めの本です。
- 作者: 和田 誠
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
- 作者: 和田 誠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1975/01
- メディア: 単行本
- 作者: 和田 誠
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
Coloring in Wadaland―和田誠カラー作品集
- 作者: 和田 誠
- 出版社/メーカー: 愛育社
- 発売日: 2011/06
- メディア: 単行本
Black & White in Wadaland―和田誠モノクローム作品集
- 作者: 和田 誠
- 出版社/メーカー: 愛育社
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
世田谷文学館・・・懐かしい～～～
そのうち訪ねてみたい？？？と
思っているのです。
by 絵かきさん (2011-09-12 09:19)
ついでに盧花公園なども良いのでは・・・♪
by lamer (2011-09-12 09:59)
独特で味のあるイラストですね。素敵です☆
上高地のメッセージありがとうございました！
ｒｙｏさんの記事を出発直前まで見て予習させていただいたおかげで
とても楽しむことができました。
日本の偉大な自然に驚き感動しつつも満喫し、とてもいい経験になりました。
回れなかったコースもあったのでまた行きたいと思います！
by りさ (2011-09-12 19:14)
絵かきさん、コメントありがとうございます。
小さな美術館（文学館）ですが、いつも楽しませてもらっています。常設展示のムットーニのからくり人形、素敵なので是非！
by ryo1216 (2011-09-13 23:07)
lamerさん、コメントありがとうございます。
いつもは、蘆花公園も散策するのですが、この日は、夕立がすごくて、そそくさと駅に退散させていただきました。
by ryo1216 (2011-09-13 23:13)
りささん、コメントありがとうございます。
和田誠さんの優しいタッチのイラスト、好きなんですよね。
上高地、いい所ですね。清らかな水の流れ、見たくなりました。
by ryo1216 (2011-09-13 23:17)