豪徳寺とCanon5DmarkⅡ+EF100mmF2.8MACRO&EF28mmF2.8、EF135mmF2L [寺社]
何度も訪れている豪徳寺ですが、今回、新たな発見もあったので、まとめてみることにしました。
招き猫発祥の地とも称される豪徳寺、日頃から人が途切れることのないお寺です。
井伊家の菩提寺でもある豪徳寺には、「安政の大獄」で知られる幕末の大老「井伊直弼」の墓所もあります。
豪徳寺は、元々、1480年に世田谷城主吉良氏が建立した「弘徳院」を前身とし、1633年に彦根藩主、井伊直孝が菩提寺として伽藍を創建したものです。仏殿や石灯篭、梵鐘が建設当時のままに現在に伝えられています。
境内には、本殿、仏殿の他、真新しい三重塔、猫観音を祀る「招猫殿」などが配置されており、墓所を含めると広大な敷地になります。
世田谷区指定有形文化財の仏殿
同じく、世田谷区指定有形文化財の梵鐘
招猫殿、こちらの脇に招き猫の奉納所があります。
招き猫発祥の地とされる逸話です。
「鷹狩の帰りに通りかかった彦根藩主井伊直孝に対して寺の飼い猫が手招きをしたため、直孝はここで一休みすることにしました。そして寺の住職からお茶の接待を受けている最中に空模様が悪くなり雷雨になってしまったのです。「猫が招いてくれたおかげでずぶ濡れにならずに済んだ。これは縁起がいい。」と直孝は喜びました。これが縁でこの寺が井伊家の菩提寺となり、直孝が没すると、直孝の院号「久昌院殿豪徳天英居士」にちなみ寺の名前を豪徳寺と改めました。」
招き猫の奉納所には、たくさんの猫が。
こちらには、願いが叶ったお礼として奉納されるのだそう。これだけ多くの願いが叶ったということになります。
めでたし、めでたしです。
招き猫や絵馬などは、こちらで購入できます。
日曜日に訪れた豪徳寺には、ボランティアなのか、説明員の方がいらっしゃいました。
写真帳を片手にいろいろと説明してくれます。
「新しく建てられた三重塔に「猫」や「親子猫」がいるのを知っていますか?」と教えてくれて、何度か訪れている豪徳寺ですが、新しい発見もありました。
これが、その「猫」
そして、「親子猫」
三重塔に潜んでいますよ。
その三重塔には、「猫」の他、各面に三体ずつ干支が描かれていました。
今年の干支「虎」(今年の、阪神タイガースは、さて、どうなるのやら・・・)
来年は、「兎」
猫を大事にする豪徳寺だけに、干支の子(ねずみ)には、「猫」が主役として描かれています。ここでは、「猫」と「鼠」が仲良しのようです。
梅も、まだまだ見ごろでした。
広大な敷地の豪徳寺、森は烏の格好の住処のようです。
「安政の大獄」で、断罪されることになる「吉田松陰」(松陰神社)のお墓が井伊直弼のお墓から、1キロ程度のとご近所というのは、歴史の綾を感じます。
吉田松陰が亡くなったのが1859年11月21日、井伊直弼が「桜田門外の変」で暗殺されるのが、1860年3月24日と約4ケ月後です。
幕末の騒乱がいかに急に進行していったのか想像されます。変化の速い現代と言われますが、幕末の一時期の変化の速さは、とてつもないスピード感だったのでしょう。
最寄り駅は、東急世田谷線「宮の坂」(徒歩5分程度)、小田急線の豪徳寺からは、徒歩15分程度になります。
招き猫発祥の地とも称される豪徳寺、日頃から人が途切れることのないお寺です。
井伊家の菩提寺でもある豪徳寺には、「安政の大獄」で知られる幕末の大老「井伊直弼」の墓所もあります。
豪徳寺は、元々、1480年に世田谷城主吉良氏が建立した「弘徳院」を前身とし、1633年に彦根藩主、井伊直孝が菩提寺として伽藍を創建したものです。仏殿や石灯篭、梵鐘が建設当時のままに現在に伝えられています。
境内には、本殿、仏殿の他、真新しい三重塔、猫観音を祀る「招猫殿」などが配置されており、墓所を含めると広大な敷地になります。
世田谷区指定有形文化財の仏殿
同じく、世田谷区指定有形文化財の梵鐘
招猫殿、こちらの脇に招き猫の奉納所があります。
招き猫発祥の地とされる逸話です。
「鷹狩の帰りに通りかかった彦根藩主井伊直孝に対して寺の飼い猫が手招きをしたため、直孝はここで一休みすることにしました。そして寺の住職からお茶の接待を受けている最中に空模様が悪くなり雷雨になってしまったのです。「猫が招いてくれたおかげでずぶ濡れにならずに済んだ。これは縁起がいい。」と直孝は喜びました。これが縁でこの寺が井伊家の菩提寺となり、直孝が没すると、直孝の院号「久昌院殿豪徳天英居士」にちなみ寺の名前を豪徳寺と改めました。」
招き猫の奉納所には、たくさんの猫が。
こちらには、願いが叶ったお礼として奉納されるのだそう。これだけ多くの願いが叶ったということになります。
めでたし、めでたしです。
招き猫や絵馬などは、こちらで購入できます。
日曜日に訪れた豪徳寺には、ボランティアなのか、説明員の方がいらっしゃいました。
写真帳を片手にいろいろと説明してくれます。
「新しく建てられた三重塔に「猫」や「親子猫」がいるのを知っていますか?」と教えてくれて、何度か訪れている豪徳寺ですが、新しい発見もありました。
これが、その「猫」
そして、「親子猫」
三重塔に潜んでいますよ。
その三重塔には、「猫」の他、各面に三体ずつ干支が描かれていました。
今年の干支「虎」(今年の、阪神タイガースは、さて、どうなるのやら・・・)
来年は、「兎」
猫を大事にする豪徳寺だけに、干支の子(ねずみ)には、「猫」が主役として描かれています。ここでは、「猫」と「鼠」が仲良しのようです。
梅も、まだまだ見ごろでした。
広大な敷地の豪徳寺、森は烏の格好の住処のようです。
「安政の大獄」で、断罪されることになる「吉田松陰」(松陰神社)のお墓が井伊直弼のお墓から、1キロ程度のとご近所というのは、歴史の綾を感じます。
吉田松陰が亡くなったのが1859年11月21日、井伊直弼が「桜田門外の変」で暗殺されるのが、1860年3月24日と約4ケ月後です。
幕末の騒乱がいかに急に進行していったのか想像されます。変化の速い現代と言われますが、幕末の一時期の変化の速さは、とてつもないスピード感だったのでしょう。
最寄り駅は、東急世田谷線「宮の坂」(徒歩5分程度)、小田急線の豪徳寺からは、徒歩15分程度になります。
フムフム、、、そんな由来がありましたか
〆メモメモv(^皿^♪)
by emuzu (2010-02-19 12:02)
emuzuさん、コメントありがとうございます。
元々、貧乏寺で、かわいがっていた猫が恩返しに井伊氏を招き入れて寺が大きくなったそうです。
by ryo1216 (2010-02-20 05:44)