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雨の週末は映画でも! [映画]

生憎の雨の週末。
土曜日に「クロード・シャブロル」の2本目「最後の賭け」。
http://www.eiganokuni.com/meisaku2-chabrol/movie.html
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フランスらしいエスプリの効いた面白い作品でした。ヒッチコックよりシャンブルの方が好きかも。
来週、残りの1本「甘い罠」を観に行くことに・・・。1本1500円の映画ですが、3作品のチケットはお得な3000円です。

そして、雨の日には、雨の写真を・・・。
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フランスのヒッチコックと長嶋さんのうどん! [映画]

フランスのヒッチコックの異名を持つ「クロード・シャブロル」
残念ながら昨年亡くなってしまい、これから新作を見ることは叶わなくなりましたが、4月に公開された「引き裂かれた女」に続き、渋谷「イメージフォーラム」で日本未公開3作品が追悼公演されています。
まずは、「悪の華」を見てきました。なんとか、あと2作品も見ておこうと思います。
http://www.eiganokuni.com/meisaku2-chabrol/schedule.html
http://www.eiganokuni.com/meisaku2-chabrol/movie.html

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映画「わたしを離さないで」 [映画]

日比谷シャンテシネで上映中の「わたしを離さないで」観てきました。
作家カズオ・イシグロのベストセラー小説の映画、楽しみにしていた映画のひとつです。
http://movies.foxjapan.com/watahana/
カズオ・イシグロ氏、長崎県で生まれ幼少の頃からイギリスに渡り、現在はイギリスに帰化。小説「日の名残り」で英国最高の文学賞「ブッカー賞」を受賞したイギリス人作家です。「日の名残り」は、ジェイムス・アイヴォリー監督、アンソニー・ホプキンス主演で映画化されアカデミー賞に8部門ノミネートされた名作。いい映画ですね。
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普通の人々とは違う運命を定められていた主人公3人の織りなす生き様は、「死」を前にして「生」を浮き彫りにしてくれます。誰もが共通の「限られた命」を改めて考えさせられる秀作です。
キャリー・マリガン、キーナ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドの名演も光ります。
原作も読んでみようと思います。

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暗い銀座と映画と演劇・・・心の栄養剤摂ってますか? [映画]

桜、咲く? 家の近所で見つけました・・・。桜の季節ももうすぐそこですね・・・。
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銀座テアトルシネマで上映中の映画「アメイジング・グレイス」を観てきました。
名曲「アメイジング・グレイス」誕生に秘められた感動の実話です。
http://www.amazing-movie.jp/site/index.html

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チラシには、こんな言葉が。
「その歌が教えてくれた。愛で歴史を変えられると。」

18世紀、イギリスで、「奴隷貿易廃止」を実現させた稀代の政治家「ウィリアム・ウィルバーフォース」を描いた感動の骨太作品です。
日本にも、こんな政治家がいたらなぁ・・・と、思わずには、いられません・・・。こんな時だからこそ、よりそう思います。

予告編で流れていた、モーツァルトの姉「ナンネル」の生涯を描いた「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」と「イブ・サンローラン」のドキュメンターリー映画も面白そうでした!

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恵比寿ガーデンシネマ LAST! [映画]

今日、1/28で「恵比寿ガーデンシネマ」という映画館が休館になります。
1994年のオープンから、17年間。240本あまりの作品を上映してきたとのこと。
HP(http://www.kadokawa-gardencinema.jp/yebisu/)を拝見すると、上映してきた作品の一覧も今なら見ることができます。
個人的に好きな映画館だったこともあり、一覧を眺めていると、思い出が蘇ってきます。
仕事でも、一度お世話になり、その時のとても気持ちのいい対応には、支配人、スタッフの方々に感謝の念でいっぱいです。

最後の上映作品は、ウッディ・アレン監督40作品目「人生万歳!」とおそらく今でもミニシアター興業ランキング1位の「スモーク」です。
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いまは亡き、巨匠ロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」で始まり、ウッディ・アレンで終わるというのも「ガーデンシネマ」らしい気がします。

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ノルウェーの森 [映画]

村上春樹の大ベストセラー作品「ノルウェーの森」の映画化。決まった時から楽しみにしていた作品です。
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見終わっての感想・・・。正直、期待はずれなモノでした。
人物の描き方が全体的に薄いのです。原作の中からピックアップしたシーンをうわべだけで映像化しているという印象・・・。いらないと思われるシーン、ここは深堀してほしいと思われるシーン、多々ありました。
「永沢先輩」や「はつみさん」「キズキ」は良かったと思います。でも「突撃隊」はひどすぎです。あんな中途半端な描き方しかしないのなら、登場させる必要はないのでは、と感じました。
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映画「食堂かたつむり」と恵比寿ガーデンシネマ [映画]

写真美術館で恵比寿ガーデンプレイスに行ったところで、何を上映してるのかと「ガーデンシネマ」に。
ちょうど公開したばかりの「食堂かたつむり」の時間が良かったのと
最近、料理がおもしろいなと感じていた矢先だったこともあって鑑賞することに。
今年、ラッキー7番目の映画になります。
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美味しい料理は、言葉以上に雄弁なのだなぁ。

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下高井戸シネマとフランソワ・トリュフォー [映画]

最も好きな映画監督は誰でしょう?

僕の場合は、断トツで「フランソワ・トリュフォー」です。
フランス、ヌーヴェルウヴァーグの旗手として、ゴダールやロメールとともに知られている映画監督です。

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(大人は判ってくれない)

1950年代、60年代のフランス映画の新しい潮流「ヌーヴェルヴァーグ」。
リアルタイムで経験したわけではないですが、トリュフォーが亡くなった追悼として上映された「突然炎のごとく」を初めて見た時は、衝撃的でした。僕にとっては、ヨーロッパ映画の楽しみの扉を開けてくれた映画監督ということになります。
1984年に亡くなるまでの25本の全映画に渡って、根底に流れる愛と子供へのオマージュは、どの作品でも魅せられます。人間の美しさや醜さ、そして優しさが心の中に沁みこんでくるのです。

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今年は、映画を何本見ることができるだろう? 007最新作観ました! [映画]

昨年、映画を劇場で何本観たのか、皆さんは覚えていらっしゃいますか?
僕は、去年とおととしの区別もつかないありさまで、DVDや衛星放送も合わせると、いったい何本観たのか全くわからない状況です。数を競うことには、意味はないのと思いますが、いつ、何を観たのかは、知っておきたいなと(本も、いつ何を読んだか)、最近、思います。ブログもはじめたことだし、今年は、記録をつけてみようと思います。
と年頭に思っていたのですが、いまだ何も実行できていない体たらくですが・・・。忘れないうちに記録をつけ始めようと思います。

1/25に映画を観てきました。「レボリューショナリーロード」 劇場では、今年3本目ということになります。
「タイタニック」以来のディカプリオ&ケイト・ウィンスレットの競演ということで、話題を集めている映画です。
心理ドラマな映画なので、観る人のこれまでの経験によって感じ方は随分変わるだろうと思います。
・人は何のために生きているのか、幸せとは何か
・他人の考えていることは、わからない
・そして、態度を豹変させる人々とは何か
・物事を正しく見ている人は誰なのか
などといったことを考えさせてくれる映画です。(私的採点では、5点満点で3点)
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さかのぼる形で、今年、観た映画です。
1/17 007最新作「007慰めの報酬」を先行ロードショーで観てきました。
本作で007シリーズ22作目となる映画です。本作品は、前作「カジノ・ロワイヤル」のエンディングの場面から、始まるリます。リアルタッチボンド映画の第2弾ということになるのでしょうか。前作とセットで1本の映画という感じです。
主演のダニエル・クレイグでジェームス・ボンド役の役者は、6人目になりますが、皆さんは誰が好みですか?僕は、やはり初代ボンドのショーン・コネリーが好きです。
リアルさを追求しましたということで、スピード感あふれる展開で、あっと言う間に観終わってしまいます。
が、前作でも感じたことですが、正直、これは、007シリーズと言っていいのだろうかと少々疑問が湧いてきます。
冷静さを欠いた私怨にまみれたボンドの姿は、正直、シリーズとしてのボンド像では、ないのでは? と???と思います。敵が少し小物に思えるところも??です。

それでも、冒頭のアストン・マーチンとアルファロメオのカーバトルは、アルファ、かっこいいじゃんと思って楽しめましたし、シエナの名物競馬バリオがかいま観れたのもよかったです。(「カンポ広場」、なつかしいなぁと思い出されました。広場の脇のレストランのワインもおいしかったなぁ・・・。映画には、関係の無い話ですが。)

007映画の魅力は、ボンド本人、ボンドガール、敵の親分とか個性あふれる手下たち、いろいろありますが、いろんな最新の車が見れる、いろんな都市が見れるといったこともありますね。そして武器も。
ただし、前作からなりを潜めてしまったギミックたっぷりの秘密兵器が見られなくなったのは、さびしいなと正直思います。まぁ、イメージだけで語っても公平ではないので、以前の007作品をもう一回見直してみようと思います。

ただし、映画館の大きな画面でこそ楽しめる映画なのは確かです。是非、ご自分の眼でお確かめください。
「ボンド史上、最高の映画だ!」と言っていた友人もいましたし!(私的採点では、5点満点で3点)
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1/11 映画「チェ、 28歳の革命」を観て来ました。
1928年生まれのチェ・ゲバラ。言わずと知れた「キューバ革命」を実現させた伝説的な英雄です。1967年に亡くなる40歳の短いが、実に太い生涯を送った人だと思います。今や彼のような人間はいない。それが、いまだにファンを多くもつ理由なのだろうと思います。(日本で言うと、竜馬のような存在なのでしょうか)
この映画は、1956年のカストロとの出会いから、1959年のキューバ革命が達成されるまでの期間をドキュメンタリータッチで描いた作品です。今から、たかだか50年前の世界がどんな状況だったのか、そこで何が起きていたのか、そんなことが垣間見ることができる映画です。この50年の間に、魅力的な国の指導者は確実に少なくなった感があります。(先日、オバマの就任式は熱狂的でしたが) 人間そのものも随分弱くなったようにも思います。

肝心の映画ですが、デル・トロが本人にそっくりです。(本人の方がやっぱりかっこいいですが)
「39歳の別れの手紙」と合わせて、ひとつの作品なのでしょう。私的採点はその時にでも。
それまでに、「モーターサイクル・ダイアリーズ」ももう一度見ておこうと思います。
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