東京国立近代美術館 休館前の常設展示2と神保町

近代美術館「常設展示」の続きです・・・。
日本画の繊細なタッチと顔料の色彩に最近心惹かれるものがあります。




写真コーナーは、「石元泰博」氏の「シカゴ、シカゴ」が特集されていました。






藤松博「羅針盤」のシリーズは、想像力を刺激されるものでした。


国立近代美術館には、戦後、アメリカから変換された「藤田」をはじめとした154点の「戦争画」も収蔵されています。このうち、1、2点が毎回展示されているのですが、藤田嗣治の戦争画には、初めての遭遇でした。
藤田の代表作、裸婦を描いたものとは、かなり異質のものです。
藤田の評価にも賛否両論の戦争画、他の13点も一度目撃しておかなければと思いました。
http://search.artmuseums.go.jp/keyword.php














東京国立近代美術館でした。工芸館も一度観ておきたいものです。


東京国立近代美術館、眼の前の「毎日新聞社のビル」に出会えるのも楽しみのひとつです。






そして、帰りには、神保町の古書店・・・。
「イタリア書房」をはじめ、個性的な古書店めぐりも楽しみのひとつです。


あっ、長友だ！


他のお店ですが、この日は、格安で昔の映画のパンフレットをgetできました。

最後は、「いもや」で！
今回は、「天丼」ではなく「天婦羅いもや」に。


650円のてんぷら定食。揚げたて、美味也！


7/29でリニューアルのお休み入る「東京国立近代美術館」ですが、8/10、11、12に無料のイベントが開催されるようです。
「絵と音-対話的手法」というもので、絵画作品の前で音楽が奏でられるというもののようです。
音楽が開演されるまでは、自由に絵画も鑑賞できるようです。これは、行かなければ・・・。
詳しくは、こちらを　→　http://www.momat.go.jp/Honkan/concerto_museo/index.html


明日から、「花の都パリ　2日目」の予定です・・・。

藤田の猫は大好きだけど、戦争画は、イマイチ好きになれないけれど・・・。

画家たちの「戦争」 (とんぼの本)

• 作者: 神坂 次郎
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2010/07
• メディア: 単行本

藤田の猫にも時々出会えます。

藤田嗣治画文集　「猫の本」

• 作者: 藤田 嗣治
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2003/07/18
• メディア: 単行本

藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)

• 作者: 近藤 史人
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2006/01/13
• メディア: 文庫

藤田嗣治手しごとの家 (集英社新書ヴィジュアル版)

• 作者: 林 洋子
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2009/11/17
• メディア: 新書

芸術新潮 2006年 04月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2006/03/25
• メディア: 雑誌

タグ：美術館 東京国立近代美術館 藤田嗣治 石元泰博 毎日新聞社 神保町 古書店 いもや

コメント 26

大きなボルゾイの絵が、繊細なタッチで良かったですね。
風景や静物ではなく、動物で、
日本画の良さが、こんな風に現れるのは珍しいです。
藤田嗣治の戦争画、くらーい雰囲気ですね。。。
by まほ (2012-07-28 03:01) 

日本画は繊細ですね！
秋にはゆっくり美術館に行きたいです。
by kyon (2012-07-28 03:28) 

神保町懐かしい、昔の職場でした。
昼時が楽しみだったな。
明日からのパリ２日目も楽しみです。
by amo (2012-07-28 05:42) 

学生の頃、水道橋でバイトしていた時は
いもやに良く行きました。
超懐かしいです!!
by jinn (2012-07-28 06:14) 

毎日新聞社玄関横の丸井のはエレベータと知ったのは、毎日新聞社の指定納入業者になってからでした。
by 風太郎 (2012-07-28 09:05) 

素晴らしい作品をUPして下さってありがとうございます＾＾
犬の絵は毛の描き方が面白いですね。
「シカゴ、シカゴ」も素晴らしくて、久しぶりに上野の美術館へ行きたくなりました。
でも、リニューアル前は無理なので
これらの作品に直接お目にかかれるチャンスはなくなってしまうのですね。（涙）
お写真で拝見できて良かったです(^^)

8月のイベントはすごい人が集まりそうですね(^^;
by Sizuku (2012-07-28 14:17) 

あっ、「いもや」だ
庶民の味方ですね(^^)/
by 八犬伝 (2012-07-28 15:26) 

石元泰博氏の写真、すごくステキです。
ポストカード集めが趣味なので、
こんなステキな写真がカードになっていたら
間違いなくコレクションしていると思います～！
by おきぬ (2012-07-28 19:51) 

こんばんは、
学生時代、パレスサイドビルで、編集総務のアルバイトをしていました。懐かしい風景です。

by Azumino_Kaku (2012-07-28 21:54) 

ガラスを覗いている像にとても惹かれます＾＾
イタリア書房さん、やはり海外の書籍を多く置いていらっしゃるのでしょうか？
行ってみたいです！
by りさ (2012-07-28 23:11) 

まほさん、コメントありがとうございます。
日本画の繊細な線で犬の魅力を存分に出していましたね。
藤田の戦争画、好きではないけれど、一度、ちゃんと観ておかなければ・・と思います。
by ryo1216 (2012-07-29 01:58) 

kyonさん、コメントありがとうございます。
日本画の綿密に練り上げられた繊細さ、素晴らしいものです。
そうですね。ゆっくり鑑賞したいですね。
by ryo1216 (2012-07-29 02:12) 

amoさん、コメントありがとうございます。
神保町、B級グルメの宝庫な街ですね。魅力的な喫茶店が多いのもいいですね。
by ryo1216 (2012-07-29 02:14) 

jinnさん、コメントありがとうございます。
いもや、僕は、神保町の交差点裏？（人生劇場の奥）のいもやによく行っていました。今は、そこにはなくなっているようです。
by ryo1216 (2012-07-29 02:18) 

風太郎さん、コメントありがとうございます。
あそこのエレベータホールも未来的でかっこいいですね。
by ryo1216 (2012-07-29 02:20) 

Sizukuさん、コメントありがとうございます。
こちらの常設展示、収蔵作品なので、リニューアル後にもまた出会えるかと思います。どんなリニューアルになるんでしょうね。楽しみです。
あと、こちらは、上野ではなくて、竹橋にある美術館なので、出掛ける機会がありましたら、お間違えのないようにね。
by ryo1216 (2012-07-29 02:24) 

八犬伝さん、コメントありがとうございます。
学生時代は、いもやの大盛りに随分お世話になりました。当時は、一粒でも残したら50円の罰金！でした。そんな制度？は、今は、ないのでしょうね。
by ryo1216 (2012-07-29 02:27) 

おきぬさん、コメントありがとうございます。
石元氏のシカゴ、素敵でした。一番元気な頃のアメリカの姿でしょうか。
僕も、ポストカード集め大好きです。
by ryo1216 (2012-07-29 02:31) 

Azumino_Kakuさん、コメントありがとうございます。
パレスサイドビル、素敵なビルですね。日本近代建築の傑作と言われているのもうなづけますね。実にモダンなビルです。
by ryo1216 (2012-07-29 02:35) 

りささん、コメントありがとうございます。
こちらの像、中と外と対になっていて、とてもユニークなものです。
「イタリア書房」は、イタリア関係の本で溢れてる楽しい本屋さんです。洋書の方が圧倒的に多いです。この界隈は、古書店も個性的なお店が多くて楽しめます。
京都の「近代美術館」の常設展示もいいものですね。
by ryo1216 (2012-07-29 02:40) 

　シカゴのセピア写真は、ロマンチック。
藤田の絵はジャズのジャケットに合いそう。
by beny (2012-07-29 07:27) 

日本画の題材としてのボルゾイって、
意外に多いですよね。
なんとなく、幽霊画っぽい雰囲気もありますね〜。

by ayaichi (2012-07-29 12:58) 

ryoさん、ありがとうございます。
すっかり上野の美術館とゴチャゴチャになっていましたので
ご指摘頂かなかったら間違いなく上野を目指していました(^^;

でも、今から思えば記事の中にあった新聞社の建物と
「皇居を望む景色ともしばしお別れ」といった言葉に、あれ？と思ったのです。
でも、その疑問もスルーして、上野だと思い込んだままでした。
危ない危ない・・・（笑）

リニューアル後もここで紹介されていた作品に会えるとお聞きして嬉しくなりました。
竹橋なら上野よりも断然アクセスが良いので、行って来ます♪

by Sizuku (2012-07-29 15:28) 

benyさん、コメントありがとうございます。
JAZZのジャケットに藤田、いいですね。ブルーノートのジャケット、かっこいいモノなぁ・・・。
by ryo1216 (2012-07-30 00:45) 

ayaichiさん、コメントありがとうございます。
毛長の洋犬、今見ても、外人（犬）だぁと見とれてしまいます。
細筆で描く、日本画の髪の毛、怖いくらいリアルですね。
by ryo1216 (2012-07-30 00:50) 

Sizukuさん、コメントありがとうございます。
常設展示の再開は、リニューアル後、年明けから（1/24）のようです。
どんな作品に出会えるか楽しみです。

by ryo1216 (2012-07-30 00:56)