SSブログ

ベルフォールのライオン! プジョー308試乗記(センバツ) [車]

「センバツ」さんからのお招きで、フランスを代表する自動車メーカー「プジョー」に乗る機会をいただきました。
プジョーはもともと金属加工会社として始まった会社。プロのシェフたちも愛用するというミルを所有していますが、小気味よい切れ味です。さて、「猫足」として名高いプジョーの車はどうでしょう。
プジョー308楽しみです。


ライオンのエンブレム、やはりカッコイイです!
_MG_7656.JPG

今回は、2時間だけ車をお借りできるということで、都内の好きな道を乗り回してみることに。
都内の道は、適度にカーブや上り下りがあって、狭い道や広い道とバリエーションも多いので、車の「ドライビングフィール」を味わうには実はうってつけだったりします。

早速、試乗開始! いつもは2200CCのマニュアル車に乗っているので、久しぶりのオートマ車ということもあり、最初の5分くらいエンジンのもたつきを感じましたが、エンジン特性がわかってくると、キビキビした走りがすぐに堪能できるようになりました。今回お借りした車は、最新の「6速オートマチック」。エンジンは「1600CCターボチャージャー付直列4気筒DOHC」とのこと。

プジョーと言えば、洗練された「デザイン」が魅力のひとつ。一旦、車を止めて「デザインチェック」です。

「吊り目」の顔立ちが精悍さを醸し出しています。
_MG_7612.JPGこの「ヘッドライト」、優れもので、コーナリング時に速度やコーナーの曲がり具合に応じて、最大22度の角度で照射角度がシフトし、コーナー内側の歩行者などへの視認性を高めるもの。まさに「猫の目」のようにキョロキョロするのだ。今回は、昼間で試す機会がなかったのが残念なところ。
_MG_7609.JPG

グラマラスな曲面で造形された「リアデザイン」は、見る角度で違った装いを見せます。
_MG_7604.JPG

_MG_7649.JPG

_MG_7653.JPG

_MG_7654.JPG

ハッチバックは、大きく開口し荷物の出し入れもしやすそう。
_MG_7605.JPG

ラゲッジスペースの容量は348ℓ。6:4の分割可倒式リアシートを折りたためば、最大1201ℓの大容量。
キャンプ用品なんてたくさん積めて、便利そうだ・・・。
_MG_7606.JPG

街中では、とてもコンパクトに見える・・・。小さな弾丸のようでかっこいい! でも、居住スペースは十分に確保されている優れもの。
_MG_7620.JPG

次にインテリアの紹介を・・・
スポーティーなハンドル中央には、ライオンが鎮座しています。
_MG_7598.JPG

ドライブの左にシフトを倒せば、ギアを自由に選べるモードに。(上に倒せばシフトアップ、下でシフトダウン)
_MG_7595.JPG

ダッシュボードは、ホワイト4連メーター。クロームの縁どりが高級感を醸し出しています。
_MG_7628.JPG

エアコンは、左右で別々に温度設定ができる優れモノ。これは、便利ですね。
_MG_7647.JPG

後ろの座席も大人二人がゆっくり過ごせる空間が確保されています。
_MG_7625.JPG

そしてなんといっても特筆すべきは天井です。
「パノラミックガラスルーフ」がとにかく巨大で気持ちいいのです。電動でフルオープンにすると、ここまでの広さに! 
_MG_7629.JPG

_MG_7631.JPG

埋め込まれているガラスは、紫外線を99%、赤外線を86%カットするので、陽射しが暑すぎるということもない快適なものです。

信号待ちでも、上を見上げると、こんな景色を味わえます! 渋滞時のイライラも少なくなりますね。
_MG_7645.JPG


最後に「ドライビングフィール」を。
石畳の多い、ヨーロッパで鍛えられた伝統の「猫足」は、しなやかそのものです。
小一時間も運転していると、長年使ってきた自分の車のようにしっくりしてきて、思い通りのトレースを描けるハンドリングは、運転していて楽しくなります。
試乗した車は、降ろしたての新車だったので、乗り込めばしなやかさももっと増していくのでしょう。
_MG_7638.JPG

1600ccのターボエンジンは、BMWとの共同開発のもの。1600ccながら最高出力は156馬力。1500~3500回転で最大トルクのエンジンは、小気味よい加速を味わえます。登り坂もスイスイです。
_MG_7633.JPG

プジョー308、「乗って楽しい、使って便利」な車という印象でした。あっという間の2時間でしたが、楽しい経験をさせていただきました。
高原のワインディングロードを気持ちよく流してみたくなる車でした。

プジョー308
プジョー308



※今回は、「センバツ」からのお招きでした。

nice!(175)  コメント(22)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 175

コメント 22

rtfk

プジョーといえば猫足ですね^^)
仏車は猫のようなしなやかなサス
どうしても日本の車がかなわない椅子の座り心地のスバラシさ
が乗ったイメージとしてあります^^)
by rtfk (2011-01-27 17:46) 

ryo1216

rtfkさん、コメントありがとうございます。
同じベースを使っていてもメーカーによって明確な味付けが施されるヨーロッパ車は、やはり魅力的です。本文で書き忘れましたが、シートの座り心地も評判通りでした。長時間の運転でも疲れが出なさそうです。
by ryo1216 (2011-01-27 17:51) 

Silvermac

フランス車らしく洗練された内装ですね。
by Silvermac (2011-01-27 18:21) 

くまら

我が家の1号車も左右エアコン分かれてるんですが
寒がりの相方と、暑がりの私。たまに片方冷房
片方暖房設定にしてます・・・(汗)
by くまら (2011-01-27 18:59) 

ryo1216

Silvermacさん、コメントありがとうございます。
豪華な仕様というわけではないですが、ほんと洗練されていますね。センスの違いを感じます・・・。
by ryo1216 (2011-01-27 19:59) 

ryo1216

くまらさん、コメントありがとうございます。
わかります! 左右独立の空調ってほんと便利ですね。これと天井は、今すぐ欲しい!と思いました。
by ryo1216 (2011-01-27 20:01) 

MK

雪国住まいでなければFFの猫足も乗ってみたいです(笑)
欧州系のターボは日本と違って、
高速巡航(トルク重視)および燃費改善(高圧縮比)にふられており、実にうまい技術だと思います。

直噴ターボの6MTをいつかは操ってみたいものです。
by MK (2011-01-27 21:43) 

DEBDYLAN

自転車はプジョーです^^。

by DEBDYLAN (2011-01-27 22:24) 

フォトヒロ

フレンチライオン、いいですね♪
昔、405 MI16に乗っていたことがありました。
シートの出来が秀逸でサスはまさに猫足!
個性の塊でした。
by フォトヒロ (2011-01-27 22:38) 

銀狼

やっぱり欧州車って、メーター周りとかのデザインに
センスを感じますよね^^
かなり前ですが、私もプジョーを運転できる機会があり、
噂の猫足もさることながら、ブレーキフィールの良さに
驚かされました。
結構なスピードからの減速でも、
日本車のように「ガツン」と効くのではなく、
なめらかというか柔らかい感じで効いていく感覚が
素晴らしかったです^^
by 銀狼 (2011-01-28 01:42) 

miyoko

かっこいいですね^^
by miyoko (2011-01-28 02:18) 

ryo1216

MKさん、コメントありがとうございます。
個人的には「自然吸気のマニュアル車」が好きなのですが、トルク重視のターボ車は、実用的な技術ですね。
買うなら、マニュアルの方ですね。
by ryo1216 (2011-01-28 02:34) 

ryo1216

DEBDYLANさん、コメントありがとうございます。
プジョーの自転車もかっこいいですね。今のマンションの住民で、颯爽とプジョーで自転車通勤されている方を見かけるたびに、かっこいい!と思います。
by ryo1216 (2011-01-28 02:36) 

ryo1216

フォトヒロさん、コメントありがとうございます。
シートの出来は評判通り秀逸でした。欧州車は再編が進んでいる中でも、メーカーの個性が残されているのは、さすがです。ベースが同じでもアルファロメオはフィアットとはやはり違うし、プジョーはシトロエンとは違いますしね。
by ryo1216 (2011-01-28 02:40) 

ryo1216

銀狼さん、コメントありがとうございます。
数字に表れない魅力、色気のようなモノがありますね。プジョーのしなやかさも、いいものだなと思いました。
by ryo1216 (2011-01-28 02:42) 

ryo1216

miyokoさん、コメントありがとうございます。
デザイン的には、かなり冒険してますが、破たんしていないところはさすがです。
かっこいいですね!
by ryo1216 (2011-01-28 02:44) 

castelha

実家にいたころBSでよくWRCの番組チェックしてました。
シトロエンも悪くはないのですが、レーシングカーとしてのかっこいい形を保っていたプジョーは魅力的ですよね!

by castelha (2011-01-28 05:51) 

ryo1216

castelhaさん、コメントありがとうございます。
シトロエンも初めてC6を見た時は、なんて美しい・・・と思いました。昔のシトロエンも「ハイドロ」ってすごそうと思ってました。シトロエンにまたエレガントでいいですね。WRC、昔よく見てました。プジョーかっこよかったですね。デルタに憧れてました!
by ryo1216 (2011-01-28 09:16) 

たくや

オシャレな場所での試乗ですね。
ルーフが大きく開くのは気持ちが良いですね。
by たくや (2011-01-28 10:44) 

NsHome

左右別々の温度設定はいいアイデアですね。
運転手と助手席の人は体感温度が違いますもんね。^^)
by NsHome (2011-01-29 00:18) 

ryo1216

たくやさん、コメントありがとうございます。
2時間しかなかったので、遠出はできず、都内の好きな道を流してみました。ルーフが大きくて、ほんと気持のいい車でした。
by ryo1216 (2011-01-30 06:26) 

ryo1216

NsHomeさん、コメントありがとうございます。
ほんとにそう思います。今の車はどれも当たり前についてる機能なんでしょうか?
僕の車は10年選手になので、残念ながら付いていないのです・・・。
by ryo1216 (2011-01-30 06:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0